日記 わたくしごと 【選択理論】自分を知るだけで生きるのが楽になる

【選択理論】自分を知るだけで生きるのが楽になる

by 村上 千明
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もう何年も前に読んで、今も記憶に残る箇所のある
人間関係をしなやかにする たったひとつのルール』。
 

当時本屋さんであまりにカゴいっぱいに平積みされていたので、気になって手に取ったのですが
人間関係で悩んだことなんて思い当たらなかった私でも
本当に読んで良かったと思える内容でした。

 
人間関係,選択理論

 

コントロール出来るのは自分だけであり、他人を変えたかったらまずは自分が変わること
 
この当たり前のことが、どうしたらスムーズに苦しまずに出来るのか、
どうしたら自分の気持ちをコントロール出来るのか、といった
一度知っておいたら一生約に立つに違いない方法が分かりやすく説明されていました。
 
当時とくに心に残って、生きるのがより楽になるだろうなとヒントをもらえたのが
 
私達の行動には、直接コントロールできるものとできないものがある。
自分の意志で直接コントロールできるものは、<行為>と<思考>。
これは車に例えるとハンドルを動かすことで向きを変えられる前輪となる。
対して後輪に相当するのが<感情>と<生理反応>。
これは前輪の向きに伴ってついてくるものなので、直接向きを変えることができない。
つまり、後輪である<感情>と<生理反応>を変化させるためには、前輪の<行為>と<思考>をコントロールすること
「イライラ」や「落ち込み」などの感情(気持ち)を効果的に良い変化へと導くことが出来る。
 
という部分。
 

この「人の行動のメカニズム」を知っているかいないかだけでも
セルフコントロールの方法に大きく差が出ると思いましたし、
後に人に話して「とても役に立った!」と言ってもらえることもよくありました。

 
もちろん書中ではもっと具体的に、絵や図も交えて説明してくれていてとても分かりやすいです。
 
それから、以前はるちゃんに教えてもらったYG性格検査ではないですが、
生まれながらにして遺伝子に組み込まれている「基本的欲求」の詳しいセルフチェックもあっておもしろいです。
 
 
人は誰でも<愛・所属の欲求><力・価値の欲求><自由の欲求><楽しみの欲求><生存の欲求>の
5種類の欲求を持っており、人によってそれぞれの欲求の強弱に違いがある
のだと。
 
「誰でも5種類のグラスを持っていて、それを満たそうとするのだけれど、グラスの大きさは人によってそれぞれ異なる」というイメージだそうです。
 
なので、自分はどのグラス(欲求)が大きいのかを知ることがセルフコントロールの要となるわけですね。
 
このチェックがすごいのは、いつ、何度やっても
ほとんど結果が変わらないということ。
 

私は初めてこの本を読んだ時にやって、それから5年後くらいに再度やってみたのですが
その時の気持ち次第で若干の影響は受けるものの、5種類の欲求の順番は全く変わらず。
 
当然5年前とでは自分の状況や環境だって全然違いますし、チェックをしている時に考えていることだってもちろん違う。

 
疑っていたわけではないですが、これでますます迷いがなくなり納得出来たので
2回やってみてよかったな〜と思いますし、今後興味のある人がいればおすすめしたいなと思えるチェックです。
 

 
有り難いことに、これまで私はこの種の本には無縁だったので、精通されている方からすると常識的なことばかりかもしれませんが
私のような素人からしてもとても入りやすい切り口で目からもウロコ。
今後も大切にしていきたい本です♡
 

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