「バスキングの許可証?来週以降になるで」
パースに着いたその日に
市役所的なところへ行ってバスキングの許可が欲しいとお願いしたところ
こんな感じでバッサリ。
え、パースには1週間くらいしかいないんですけど〜!
まじかい。
私はちょっとしたバスカーでもあるのですが、
ここオーストラリアでもやってみたらどうや!?と
この度いくつか作品を持参したんですね。
で、その路上で何かしら得意なことをやって人々を楽しませチップを受け取る人たちのことをバスカーと呼ぶらしいです。
日本では路上パフォーマーとかストリートパフォーマーとか?
路上販売者とか??
あ、大道芸人だわ。
オーストラリアではそういったバスカーについて
日本より割と寛容というか
現地の方の反応も良くてやりやすいと聞いていたんですよね。
バスキングは許可なく勝手にやっていても
そうそう怒られることはないらしいのですが、
一応ここでは外国人だし
万一なんかあって強制送還させられたりしたら本末転倒だし
なによりイチ日本人としてそこらへんはきちんとしときたいなと。
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今回の旅のスタート地点でもあるパースは
この許可証も即日もらえるらしかったので
意気揚々とお願いしに行ったら見事に玉砕しました。
え、なんでや。
予定と違うぜ。
厳しめの受付の人に
「こいつ英語全然喋れねえな」って思われた瞬間から
露骨にめんどくさがられた感ありました。
ごめんよ。
でもこっちも大切に守りながらはるばる日本から持ってきた作品がスーツケースの中でかさばりまくってるのにこれくらいで引き下がれんわ。
と思っていたら
見かねて教えてくれた。
「毎週金、土、日曜の3日間だけは
『フリーマントル』というところで許可なく出来るから。
人もすごい集まる。
1週間しかパースいねえんだろ?
ここから少し距離はあるけどそこ行ってやれよ」
おおおっ!!
なんだ、愛相ないけど良いおっちゃんじゃん。
ありがとう。
調べたら、パースの中心地から電車で40分くらい港の方へ行ったところの
フリーマントルマーケットというところに
週末は多くのお客さんやバスカーが集まるらしいのです。
荷物すごいから出来れば近場でやれれば有り難かったですが
ひとまずバスキングは出来そうなのでよしとしよう。
そんなわけで
私の場合はパースに1週間しかいないということがこういった面倒くささを生んだのですが、そうでなければパスポートと何をやるのかを説明出来れば普通に許可証はもらえたと思います。
それに、私の場合は「何やるの?」と聞かれたときに
歌を歌うとか絵を描くとか分かりやすいものでない上に
「いや、あの、紙の作品や絵を・・・」
とこれまたゴミレベルの英語でアホみたいな説明しか出来なかったことも原因かなと推測します。
それにしたって、即日もらえる情報は一体…?
担当者の違いとか?
いや、私の印象が悪すぎたんか?(おそらくこれ)
ですので結果的にパースのバスキング許可証というのは、
即日もらえることもあれば
来週とか言われることもあり
確実に取りたければパース市役所のホームページから事前に申し込むのが良さそうです。
一応聞いた申込み手順は
- 市役所のホームページで「busking」と検索して
- 一番上の「Busking Permit Application」というURLをクリック
- で、サイドバーにある許可証申請のフォームへ説明などを入力して送る
と、メールで返信がくるのだと。
住所なんかは滞在先か日本のものを書いてて良いそうですよ。
郵便番号は日本と桁数が違うようで、
「“6000″(たぶんこれがパースの郵便番号)て書いてればいいから」とのこと。
ご参考までに♡